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雨の日と晴れの日と曇りの日

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第10回以降の日田ラボご隠居カフェ開催日程変更のお知らせ

10月5日の第9回ご隠居カフェまちづくり交流研究会のあと、日田梨まつりや藤原惠洋研究室のフィールドワーク、千年あかりの準備をしていたら、あっというまに10月も終わろうとしています。

第10回以降のご隠居カフェまちづくり交流研究会の日程の変更などをお知らせします。

◆バリ舞踊ワヤンベベル公演のお知らせ
 11月3日(木)午後6時半~
          天草大陶磁器展出展者懇親会 舞台イベント
          場所 天草市本渡町本渡馬場 丸尾焼工房 
 11月4日(金)午後6時30分~
          街中ギャラリー 街中夜市 yellow出演
          場所 天草市本渡町スマイルパーク
 11月7日(月)午前2時~4時 旭志小学校ワークショップ
          午後6時半~8時 菊池御松囃子御能場公演
 11月8日(火)午後5時~6時頃
          月宮殿祭公演計画。
          場所 九州大学大橋キャンパス
 11月9日(水)午後7時~
          日田ラボご隠居カフェミニ公演
          場所 日田ラボ
 11月10日(木)桂林小学校ワークショップ
           三和小学校ワークショップ
 11月11日(金)午前10時~11時 みのり保育園ワークショップ
           午後13時~ 月隈こども園ワークショップ
           午後6時~ 千年あかりin明王寺

◆陸続と展開していく今後の日田ラボ+ご隠居カフェのスケジュールは、、、、

 ◎11月9日(水)19時~21時
      第10回ご隠居カフェまちづくり交流研究会「バリ舞踊公演」
      ~江戸期旧横尾家屋敷で楽しむバリの古典芸能ワヤンベーベル~
      場所 日田ラボ(日田市天神町 旧横尾家下の離れ家シタンキャ)および熊川家屋敷庭
      講師・演者:小谷野哲郎(バリ舞踊家・文化人類学者)、ワヤンベーベル一座 
      司会:藤原惠洋
  ※ご隠居カフェの中で実践的なミニ公演を開催する予定です。
   ※研究会終了後、ワヤンベーベル一座を囲んで交流会を開催します(会費は実費徴収)。
 ◎11月10日(木)午前10時~桂林小学校ワークショップ
            午後2時~三和小学校ワークショップ
 ◎11月11日(金)午前10時~みのり保育園ワークショップ
            午後1時~月隈こども園ワークショップ
            午後6時~8時 ワヤンベーベル公演in 千年あかり 
                      会場 明王寺境内
                      鑑賞無料
  ◎11月17日(木)(以前16日でお知らせしましたが、17日に変更)
       第11回 ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その3」
       会場:日田ラボ2階
 ◎12月7日(水)
       第12回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その4」
       会場:日田ラボ2階
 ◎12月22日(木)
       日田ラボ クリスマス+忘年会
       第13回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
        杉コレクション2011 in 日向(2011年11月12日)参加者報告会
        杉コレ in 日田 準備委員会結成のためのミーティング
        クリスマスプレゼント交換会
 ◎12月28日(水)日田ラボ 歳末大掃除  餅つき大会(予定)
 ◎2012年1月8日(日) ※調整中
       日田ラボ プチどんど焼き+こたつdeシネマ
       第14回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       「映画を通したまちづくりの可能性」
       会場:日田ラボ2階
 ◎1月18日(水)
       第15回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その5」
       会場:日田ラボ2階
 ◎2月1日(水)
       第16回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       「日田市がすすめる公民館活動の特色と日田ラボとのコラボを考える」
       会場:日田ラボ2階
 ◎2月15日(水)
       第17回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その6」
       会場:日田ラボ2階
 ◎3月11日(日)パトリア日田小ホール
       日田ラボ 平成23年度総括シンポジウム+第18回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
       基調講演 藤原惠洋「地域再生の3つのてがかり~文脈・矜恃・紐帯~」
       活動報告シンポジウム
       パネリスト:千代田健一氏
          (日本全国スギダラケ倶楽部広報宣伝部長・インテリアデザイナー
           プラザ日田アドバイザー)
       合原万貴(たかま.net・プラザ日田)
       その他(交渉中)


都合により日程の変更などがあります。
随時お知らせしていきます。

お問い合せは、下記までどうぞ。
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◆日田ラボの場所/「旧横尾家 下の隠居家(シタンキャ)」
  日田市三和天神町252※旧街道沿いの建物です。(天神郵便局斜め向かい)

◆主催・お問い合せ
  Q大日田ラボ/九州大学大学院芸術工学研究院藤原惠洋研究室
           電話・FAX 092-553-4529
           keiyoあっとまーくdesign.kyushu-u.ac.jp
  まちそだて交流機構・日田ラボ/タカクラ 090-2395-4593
           kako3あっとまーくlime.ocn.ne.jp
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# by uk-jp | 2011-10-28 22:10 | 日田ラボ

第9回日田ラボ「ご隠居カフェまちづくり交流研究会」レポート

ようやく日田も朝夕涼しくなってきました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

さてさる10月5日(水)夜7時~9時、いよいよ第9回めの日田ラボ主催「ご隠居カフェまちづくり交流研究会」が開催されました。

今回のご隠居カフェはまちづくり達人養成シリーズ「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その2」です。
音楽祭やスギダラ講演会などでやや時間が経ちましたが、元来、日田のまちづくり人材の活躍を中間的に支援したいという大きな構想を抱いて設立した「日田ラボ」ですから、しっかりと人材育成のプログラムを積み重ねていくことも大きな使命だと考えています。

そのため日田ラボでのご隠居カフェの期間があいた間、8月以降の日田ラボの活動を振り返りつつ今後に繋げていくための「日田ラボ通信 Vol.2」を発行しました。

そこからダイジェスト的に内容をご紹介。
(1)2011年度福岡アジア文化賞 芸術・文化賞を受賞されたドイツ人修復建築家のニールズ・グッチョウ博士が、9月12日(月)の中秋の満月の夜、日田・三隈川での観月会に藤原先生一行とともに来られました。
藤原先生によると、グッチョウ博士は世界の歴史的建造物の保存修復再生界では著名な実践家!とのことですが、九州や日田ご来訪は初めてのことでした。

そのグッチョウ博士が日田に来られて、しかも遊船と豆田町の歴史的町並みを楽しまれたとのこと。短時間でしたが、グッチョウ博士と日田のご縁を生み出す良い機会になったと思われます。驚くべき来訪者が来られていたのだな、とあらためて感じました。

(2)続く9月14日(水)には私たち日田ラボが主催するかたちで「日本全国スギダラケ倶楽部」創設メンバーお三方の講演会をパトリア日田ギャラリーを会場に催しました。
お題は「日本全国スギダラケ倶楽部の活動とスギの可能性」
日田ではあまりにも身近な杉ですが、 産地として苦悩している今、あらためて日田地域固有の日田杉を今後どのように魅力ある資源として活用していけばいいのだろうか、と素朴に悩む中、同じような努力を重ねる宮崎県や全国各地で元気なデザイナーたちが「杉っていいねえ、杉をもっと楽しんでみよう」と新たな光を当てている姿を知り、ぜひとも日田市民のみなさんにそんな元気が出るようなお話しをしていただきたい、と講演会のお願いをしたのでした。
講演会後はパトリア日田で懇親会が開催されました。
続いて翌明け方まで夜なべ談議の座が日田ラボで設けられましたが、講師として来られた南雲勝志さんから
「日田は、とても豊かだねぇ。何か、やらないといけないの?」という率直な疑問を投げかけられました。
たしかに日田は豊かだと思います。水郷と称され、江戸時代には幕府直轄の天領でもありました。
しかし一見、豊かに見えるけれど、本当にそうなのだろうか、当たり前のことを当たり前に感じることができているのだろうか、特に、講演で照会された宮崎県日向市のまちづくりのように、利害や年齢や社会的な関係を越えたくさんの市民のかたがたが10年20年まちづくりをやってきて、ようやく少しずつ変わっていった、というお話しには一同心を打たれていました。
こうした事績を参考にしていく際に、では日田はどうなんだろう、と考えないではいられません。
イベントやまちづくり事業を次々に展開していったからといって、すぐに日田が今日・明日変わるわけではないのです。
むしろゆっくり手間暇をかけながら多くの市民の方々が集い語らいながら、ようやく世代も変わる頃、何かが生まれてくるような、10年後20年後さらには100年後につながるまちづくりを
今からやっていかなければならないのではないか、そんな態度や覚悟を南雲さんは指摘してくださるのです。そうそう、そうなんです。私たちこそ、そんな思いがあって初めてこの「日田ラボ」のご隠居カフェをゆるゆると開催しているのではないだろうか、うんうん納得!、という話になりました。

今年の5月の開所して以来、少しづつですが集いを設けてきました。
ご隠居カフェを中心軸としながら、まちあるきワークショップ、音楽祭、講演会、そして次にはワヤンベーベル絵巻物芝居、などなど。
おかげで日田ラボ開所の頃より、多士済々のかたがたがご参集くださるようになり、プログラムに関わってくださり、地元をはじめ、ずいぶんと遠方よりもご参加してくださるが増えて来ています。

少しずつではありますが日田ラボがみなさんの「紐帯」になっているかな・・・・というところです。


さてご隠居カフェ。
前回の「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その1」開催時よりすっかり時が経ちましたが、今回はその二回目。
いよいよ藤原惠洋先生の講話です。
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藤原先生は「小さなつぶやきからつむぎだす物語の創出」といった考え方をとても大切にしているとのこと、でもそのつぶやきは、ツイッターのような現代的な独白型つぶやきとは違い、肌のあたたかが伝わる対話誘発型つぶやきのことです。

藤原先生がまだ若い学生の頃のことから話は始まりました。
1978年、当時は今のようなフラットな市民相互の創発型市民参加や住民参加のまちづくり現場というものは社会的にも乏しいものでした。

建築家をめざしていた頃の若い学生時代の藤原先生は、そんな時に意外な人物たちとの交流が始まりました。

まちづくりといっても、それは大所高所から鳥瞰していく計画担当の行政マンや専門家、建築家、計画者たちだけで進めるのではなく、虫の目のようにまちに暮らす住民の考え方や声もたいせつに吸い上げていく必要がある、そんな考えを横浜市技監をつとめていた田村明さん、世田谷区都市デザイン室を率いた原さん、計画技術研究所を率いた林泰義さん、さらには参加型ワークショップの極意と初期的方法論の開拓伝播につとめていた及部克人先生(武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授)などに出会っていきます。
多くが偶然の出会い・邂逅でしたが、今考えると、お互いが求め合っていた時代なのだったのだろう、と言います。

このような先人たちから、一人の天才よりも三人寄れば文殊の知恵、の方が素敵じゃないかな、まちにはこうした考え方や態度が必要だと言われ、とても衝撃を受けたのです。

さらにPETA(Philippine Educational Theater Association=フィリピン教育演劇協会)のアーニ—・クロマ氏のワークショップに参加したことが大きな影響を成していきます。
PETAは文部省外郭団体として文盲の子どもたちに言葉を教える目的で設立された組織ですが、そこで身体全体をつかったユニークな参加と伝達の方法が組み立てられていたのです。

たとえば一例。集まった人たち、からだを用いて表現をしよう、と抽象的な課題を出しても、そう簡単にからだは動きません。
しかし参加者に「そこにうるさいハエが飛んでいる。みんなで協力し合って退治して下さい」と指示を出します。
簡単なことです。たちどころに、1人が両手を叩いて蝿を追います。続けて他のメンバーも、そこだ、あそこだ、と手をたたきながら蝿を追いあうのです。
もちろんほんとうのハエはそこには居ないのですが、それでいいのです。
想像力を駆使しながら、身体も動いていく。お互いに恥ずかしくもなく、大きな動作で動き回る。

これをまわりで鑑賞したらどうでしょうか?
参加者全員で蝿を追う様子は、まるで全員で踊っているかのように見え始めるのです。

アーニーの魔法のような指示に従いながら、からだを動かしていくと、いつしか気持ちよく参加者みんなで複雑な動きや表現をしていることがわかります。
ワークショップの隠れたテーマがもし「みんなで身体表現をする。」ということだったら、すでに参加者は大きな成果を生み出していることになります。

でもこの集まりが、とても目的がはっきりしていて、最初から「効果的な身体表現の研修」とでもいうようなテーマだったらどうだったでしょうか?そう簡単に、初めて出会う見ず知らずの人たちが一緒に身体表現ができたでしょうか?

考えてみれば、アーニーの指示は「素晴らしい身体表現をする」に向かうのではなく、たまたま集まった集団が「あることを協働でする」ということに傾けられていたのです。
参加型ワークショップのしきり役や牽引役をファシリテーターと言うようになっていきますが、じつは藤原先生がご指南をいただいたアーニ—・クロマ氏は世界を代表するファシリテーターとして知られています。
彼が豊かな表情たっぷりに指示するワークショップこそ、こうしたワークショップの楽しさや意義を体験的に伝える見事な研修であったと藤原先生は思い出さないではいられない、と感慨深そうにお話しされてのでした。

ほかにも1980年代草創期の名物ファシリテーターや世界的な参加型デザインの先導者ヘンリー・サノフ先生のエピソードなどが語られました。

「まちづくり」を目的として「まちづくり」を考えるのではなく、だれかの小さなつぶやきをみなで紡いでいくことが「まちづくり」につながっていくのです。
AさんのつぶやきにBさんが「さらに、こうなるとオモシロイ」と便乗していく。
たまに悪のりやダジャレもOK、グルグル回っていくともっと膨らんで面白くなっていく。
自分の頭に中に台風が起こっていく、それがいわゆる頭の中の脳内台風で「ブレーン・ストーミング」(なるほど!)となるのです。

こうした草創期、黎明期の住民参加型まちづくりには哲学や思想を体現していくための、ユニークで楽しい方法論が次々と開拓されていった、というエピソードも興味津々でした。

そして最後には、つい最近の先導的な事例も紹介されました。
たとえば「世田谷トラストまちづくり」があげられました。
世田谷は1980年代後半から、様々なことに取り組んでいます。
その中でも個人の私有財産(不動産)も、まちを支える資産にほかならない、大切に活用していこうと発想されているのです。

その典型例が「地域共生のいえづくり支援制度」。
自己所有の建物の一部あるいは全部を活用したまちづくりの場づくりを支援することで、地域共生のまちづくりを推進し、世田谷区民の暮らしやすい環境と、地域の絆を生み出し育んでいくことを目的としている「地域共生のいえづくり支援制度」は「個人」だけでは考えられない制度です。
この制度には、日田地方でも山林や敷地を広く所有する参加者の方達はとりわけ興味津々だったようです。
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数多くの切り口は藤原先生のお話の魅力的な面でもありますが、講話の最後には「みなさんの身近な課題は何ですか?ちいさなつぶやきを教えて下さい。」と呼びかけられました。
それぞれにマイクを回しながら、みなさんの難儀なお困りごとがあればご紹介されまぜんか、とお尋ねしました。

●合意形成の方法がいくつもあると先生が言われていたが、それをぜひ知りたい。
●自分達の地域では、行事がいくつもあるけれど、みんなで一斉に取り組んでいくためには、どのような議論をしていけばいいのか、教えて欲しい。
●世田谷の「地域共生のいえづくり支援制度」のように、自分達の家などをなかば公共のスペースにしていくには、どのようにしていけば良いだろうか。
●地域の先哲などに、もっと地域の方が興味をもってもらうには、どんな仕掛けが必要なのだろうか。
●まちづくりは抽象的です。自分のまちを知りたい、知って欲しい。
●古い建物を残して欲しいというだけではなく、どんな風に活用していけば良いのか、どのように残していけば良いのか、みなで考えられるようにしたい。
●ネットワークを広げて、さらに強くしていきたい。まず、自分でやれることをやろうと思っている。

などなど、みなさんの多彩な課題が見えてきましたので、意見交換を交わしながら盛り上がってしまいました。(今回のご隠居カフェは、30分オーバーで終了しました。)

終了後、階下へ移動し、美味しい日田スィーツやお茶を飲みつつ、オーナー熊川さん差し入れのだんご汁、熊川姉御の安心院さんより差し入れのおにぎりなどをいただきながら、夜も暮れるのを忘れて、さらに熱い熱いお話が展開していったのでした。
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さて陸続と展開していく今後の日田ラボ+ご隠居カフェのスケジュールは、、、、

◎11月9日(水)19時〜21時 日田ラボ(日田市天神町 旧横尾家下の離れ家シタンキャ)および熊川家屋敷庭
第11回ご隠居カフェまちづくり交流研究会「バリ舞踊公演」〜江戸期旧横尾家屋敷で楽しむバリの古典芸能ワヤンベーベル〜
講師・演者:小谷野哲郎(バリ舞踊家・文化人類学者)、ワヤンベーベル一座 
司会:藤原惠洋

※ご隠居カフェの中で実践的なミニ公演を開催する予定です。
※研究会終了後、ワヤンベーベル一座を囲んで交流会を開催します(会費は実費徴収)。


◎11月10日(木)午前10時〜桂林小学校ワークショップ
        午後2時〜三和小学校ワークショップ

◎11月11日(金)午前10時〜みのり保育園ワークショップ
        午後1時〜月隈こども円ワークショップ
   
        午後6時〜8時 ワヤンベーベル公演in 千年あかり 第一回公演 
        会場は明王寺境内、鑑賞無料。

◎11月12日(土)午後6時〜8時
  ワヤンベーベル公演in 千年あかり 第二回公演
  会場はクンチョウ酒造酒蔵資料館(予定)


◎11月16日(水)
  ご隠居カフェまちづくり交流研究会
  会場:日田ラボ2階
  「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その3」

◎12月7日(水)
  第12回ご隠居カフェまちづくり交流研究会 会場:日田ラボ2階
  「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その4」
 
◎12月22日(木)
  日田ラボ クリスマス+忘年会
  第13回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
   杉コレクション2011 in 日向(2011年11月12日)参加者報告会
   杉コレ in 日田 準備委員会結成のためのミーティング

   クリスマスプレゼント交換会

◎12月28日(水)日田ラボ 歳末大掃除  餅つき大会(予定)


◎2012年1月8日(日)
  日田ラボ プチどんど焼き+こたつdeシネマ
  第14回ご隠居カフェまちづくり交流研究会 会場:日田ラボ2階
  「映画を通したまちづくりの可能性」

◎1月18日(水)
  第15回ご隠居カフェまちづくり交流研究会 会場:日田ラボ2階
  「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その5」

◎2月1日(水)
  第16回ご隠居カフェまちづくり交流研究会 会場:日田ラボ2階
  「日田市がすすめる公民館活動の特色と日田ラボとのコラボを考える」

◎2月15日(水)
  第17回ご隠居カフェまちづくり交流研究会 会場:日田ラボ2階
  「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その6」

◎2012年3月11日(日)パトリア日田小ホール
  日田ラボ 平成23年度総括シンポジウム+第18回ご隠居カフェまちづくり交流研究会

  基調講演 藤原惠洋「地域再生の3つのてがかり〜文脈・矜恃・紐帯〜」
  活動報告シンポジウム
 パネリスト:千代田健一氏
         (日本全国スギダラケ倶楽部デザイン部長・インテリアデザイナー・プラザ日田アドバイザー)
       合原万貴(たかま.net・プラザ日田)
       その他(交渉中)


※上記の予定の他に、必要に応じて随時・臨時でご隠居カフェを開催していく予定です。
 お楽しみに!!

日田ラボに、こんなものがあったらイイナ★
近所をぐるっと散策できる自転車!
みんなで懇親会をする時の準備に、お鍋!
たまにご飯を炊きたいので、炊飯器!
割り箸じゃなくて、お箸!
コーヒーメーカがあるとコーヒーが飲めるなぁ・・・・
など、なんとなく、待ってます・・・(^^)
# by uk-jp | 2011-10-18 13:36 | 日田ラボ

絵巻物語ワヤンベベル公演in千年あかり!

九州大学大学院芸術工学研究院藤原惠洋研究室+まちそだて交流機構 日田ラボ
にバリ舞踊がやってきます!

<日田における文化資源を活かした地域づくりの実践提案>
~日田の文化資源を活かし、異文化との交流により芸術創造への意識を育む~
と題して、千年あかりが行われる時期にワヤンベベル公演を開催!
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【絵巻物ワヤン・ベベル「スタソーマ」公演とは・・・・】
ワヤン=絵芝居。
ベベル=繰り述べる・拡げる。
ワヤンベベルとは、その昔、インドネシア・ジャワ島にあった絵巻物芝居です。
はっきりした記録はないのですが、6~7世紀には既に上演されていたのではないかと言われています。
幅60cm~1m、長さ10~30mの絵巻物を、一場面ごとに拡げていきながら、物語を語っていきます。
語りの伴奏にガムラン音楽が入ります。
その後、インドネシアではワヤンクリット(影絵芝居)が一般的に広まったことなどで、
現在はほとんど上映されることがありません。
現在、ジャワ島には、8体の本物の絵巻物が確認されています。
語り手は現在2名の方を残すのみとなりました。
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【公演+ワークショップのスケジュール】
10月29日(土) 14:00 大阪音楽大学音楽博物館アートミュージアムコンサート出演
                 バリ絵巻ワヤン・ベベル「スタソーマ」
11月4日(金) 18:30~ 本渡町銀天街まちなかギャラリーにて公演
                  ワンドリンク+おつまみ 1000円チ
ケット
11月6日(日) 18:00~ 水俣 愛林館公演
                  前売り2000円
                  当日 2500円(※高校生以下無料)

11月7日(月) 夜 菊池市隈府上町能場にて公演
11月9日(水) 夜 日田ラボにてミニ公演
11月10日(木) 日田市内小学校にてワークショップ
11月11日(金) 18:00~ ワヤン・ベベル「スタソーマ」in千年あかり(明王寺)公演

【出演者紹介】
◆小谷野哲郎(こやのてつろう)/語り・仮面舞踊
インドネシア政府給費留学生としてバリに留学後、プロのバリ仮面舞踊家として活動。
バリ芸能集団「ウロツテノヤ子」を結成しバリ舞踊やガムランを使いつつ、ジャンルを超えて国内外で様々なアーティスト達との活動を展開。
2006年にAsian Cultural Councilの助成で渡米後には影絵を通じての地域社会への貢献など、様々な可能性を追求している。
個人としても「パパ・タラフマラ」などの他グループへの客演も多い。
また、日本インドネシア芸術文化交流オフィス「ジュクン・ミュージック」を立ち上げ、バリの伝統芸能を支援するためのプロジェクトを手がけるなど、日本インドネシア文化交流のキーマンとしても注目されている。
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◆デワ・スギ(I Dewa Nyoman Sugi)/
絵巻ワヤン・ベベル「スタソーマ」画家・ガムラン演奏
バリ島中部ポンゴセカン村の芸術一家に生まれる。
父は伝説的なガムラン奏者であり、画家。
兄弟か、はたまた日本の古い水墨画のようにも見えるデワ・スギの絵画。
伝統的バリ絵画の技法にのっとりつつも、それを解体し独自の感性の元に再構築した絵画は、むしろバリ島に古くから伝わる世界観や精神性を色濃く打ち出し、古典的な香りと斬新さが同居する、現代という時代の中で生み出された新しい伝統絵画として高い評価を得ており、現在バリで最も注目される画家のひとりとしてさらなる活躍が期待されている。
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◆デワ・ライ(I Dewa Putu Rai)/作曲・ガムラン演奏
デワ・スギの弟であり、幼い頃より演奏家として頭角を現し、特に古典曲の演奏に関しては伝説的なガムラン奏者であった父の血を最も濃く受け継いでいると言われている。
作曲家としても人気が高く、現在バリ島各地のグループからの依頼が後を絶たない。
兄達と共に結成したバリ屈指のガムラングループ「スダマニ」では音楽監督をつとめ、
日本のシンガーUAのレコーディングに参加するなど、その実力は国内外で高く認められている。
近年では「パパ・タラフマラ」の音楽を担当するなど活躍の場をさらに広げている。
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◆日田ラボの場所/
 「旧横尾家 下の隠居家(シタンキャ)」
  日田市三和天神町252 ※旧街道沿いの建物です。(天神郵便局斜め向かい)
◆主催・お問い合せ
 Q大日田ラボ/九州大学大学院芸術工学研究院藤原惠洋研究室
  電話・FAX 092-553-4529
  keiyoあっとまーくdesign.kyushu-u.ac.jp
 まちそだて交流機構・日田ラボ/タカクラ 090-2395-4593
  kako3あっとまーくlime.ocn.ne.jp
  hita-lab2011あっとまーくlime.plala.or.jp
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# by uk-jp | 2011-10-17 15:32 | 日田ラボ

大分県異協セミナー開催!

技術・市場交流プラザ日田は、「大分県異業種団体協議会(大分県異協)」に参加しています。
今回は、県異協主催のセミナー開催にあたり、JR九州の津高部長に講演をお願いしました。
お忙しい中、快く引き受けてくださいました。
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演題は「JR九州における地域密着の取組と大分駅周辺の開発について」

冒頭「JR九州のこれまでの取組をぜひ、みなさんに知って欲しいと思います。終わってみてJR九州の宣伝やったやん!と言われるかも知れません。その通り!JR九州のPRと思ってしゃべりますので、どうぞよろしく。」
と、津高部長の大阪弁ではじまりました。

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JRは、ご存じの通り、旧国鉄から民営化され、現在にいたります。
なんとJR九州のグループ会社は30数社にのぼり、グループ全体の売上では、
JRの鉄道部分よりもかなり多くなっています。
しかも、博多港と釜山を結ぶ「ビートル」もJRグループ。
韓流ブームやウォン安など、日本から釜山へ向かう旅行客も多いのですが、
韓国からのお客様も大勢いらっしゃるのだとか。
今年は、震災の影響もありましたが、最近は徐々に回復傾向にあるようです。

さて、そんなグループ会社の話も盛りだくさんありましたが、
何と言っても「JR九州の鉄道!」です。
JR日向市駅の駅舎のすばらしさは、ぜひぜひみなさんに知って欲しいトコロ。
(今回の参加者の中には、日向市駅を知っている方は少なかったです・・・)
さらにさらに、「SL人吉」、「いさぶろう・しんぺい・」、「はやとの風」、「海幸山幸」、「ゆふいんの森号」などなど、「乗るだけで楽しい!」車輌が沢山あります。

実は、この車輌(ゆふいんの森号以外)は、古い車輌をリニューアルして蘇ったモノなのです。
車輌デザインはおなじみの水戸岡 鋭治さん。
それだけでも、ステキなデザインなのですが、
津高部長いはく、
 それだけでは、ダメなんです。
 地元の方が、この車輌をここで走らせたい。ここで蘇らせたい。と思うことが必要なんです。
 その為に、それぞれに地元の方達が、本当によくやってくれました。
 駅舎の椅子ひとつにしても、地元の方との協働作業です。
 もちろん、日向市駅もかなりの年数をかけて、市民の方がどんなまちにしたいかということを
 話し合った結果なのです。

ぜひ、この車輌に乗って九州を巡りたい!と思いました。

また、10月8日運行開始の熊本~三角を結ぶ「A列車で行こう!」の話では、
「JR九州では、天草=キリシタン・南蛮文化とプレゼン用にありますが、甘いですね。
天草には、天草陶石という素晴らしい石があって、この石は日本の陶磁器文化を支えているんです。
そういう宝が天草には、あるんですよ。」
って、日本全国スギダラケ倶楽部会員ならでは!です。
(日本全国スギダラケ倶楽部+九州大学藤原惠洋研究室では、7月に天草高浜FWを開催)

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今回のセミナーでは「JR大分駅どうなるの?」ということが気になる方が多いということもあって、
津高さんも「言える範囲で」ということで、話をしてくれました。
実は、大分駅は、九州の駅の中では利用客が多い(第4位)
しかし、ここ数年、中心市街地より郊外ショッピングセンターに客足はとれている。
その中で、今回の高架事業はどのくらいの影響があるのか。
まだ、工事に時間はかかりますが、博多駅・鹿児島駅・長崎駅を比較しながら、
大分駅の利用増加、さらに、中心部へ客足がもどってくるのではないか
という話でした。
どちらにしても、中心部も郊外も、お客様を取り合うのではなく、
「大分」にたくさんの方が来られるように、「大分駅」も「大分のまち」も魅力あるものにしていきたいとのことでした。

おまけに
大分支社がこの事業に伴い、新たに高架スペースを利用して作られます。
そのデザインが楽しみです!!
# by uk-jp | 2011-10-03 19:44 | プラザ日田

第8回ご隠居カフェまちづくり交流研究会

9月14日(水)第8回ご隠居カフェまちづくり交流研究会が開催されました。
今回のご隠居カフェは、特別講演会!「日本全国スギダラケ倶楽部の活動とスギの可能性」
というテーマで、日本全国スギダラケ倶楽部の南雲勝志さん・若杉浩一さん・千代田健一さんにお越し頂きました。(ピンチヒターで日田へ登場!!)
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しかも、場所をパトリア日田ギャラリーにて行いました。
パトリア日田は、日田産の木材を使った文化ホール。
この建物で「スギダラケ倶楽部」の話を!と勝手に盛り上がったのでした。
当日は、スギダラケ倶楽部の屋台や椅子を持ち込み、イイ感じにセッティングできました。

お話は、これまでのスギダラケ倶楽部の活動を振り返りがてら、報告。
プロダクトデザインに関わってきた彼らが何故、スギに愛着を持ち、地方の人たちと濃厚に関わってきたのか。
地方の人たちの「危機感」や地域への愛情、こだわりを感じ、デザイナーとして、企業として、
地域に関わっていくことの必要性に気づいたというのです。

スギという素材は、日本全国各地にあり、どこでも手に入る。
高度成長期は、たくさん植林され、どんどん育てられました。
それがいまや、お荷物扱い。
そこに、ちょっとしたアイデア・デザインを加えるだけで、見事に生まれ変わります。
さらに、そのスギに関わっている地域の人たちが一緒に汗することで、どんどん元気になっていきます。
その様子を見て、彼らは「これだからやめられない!なんといっても楽しい。」と口を揃えて言います。
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実は、これまでに私たちは「水面の盆」や「千年あかり」の際に、
スギダラ北部九州の溝口さん・佐藤さんには、大変お世話になってきました。
彼女達から聞いていた「スギダラ3兄弟」に、実際に対面し、
天草高浜FWにでかけたり、飲んだり、語らったりして
本当に「スギダラってスゴイ!」と思いました。

11月には杉コレin日向市も開催されます。
ぜひ、今後とも交流を深めていきたいです。

ご来場いただいた皆様、並びに開催に御協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました!!!!!!



さて、今後のご隠居カフェのスケジュールは、、、、

10月5日(水)19時~
第9回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
 「市民参加型まちづくりワークショップの原理と手法を学ぶ その2」

11月9日(水)19時~(未定)
第11回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
 「バリ舞踊公演」~日田ラボで楽しむバリの芸術~
 講師:小谷野哲郎ほか

12月
日田ラボクリスマス会+忘年会

2012年3月11日(日)パトリア日田小ホール
第12回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
シンポジウム「地域再生の3つのてがかり~文脈・矜恃・紐帯~」
 パネリスト:藤原惠洋ほか

※上記の予定の他に、随時、ご隠居カフェを開催していく予定です。
 お楽しみに!!

日田ラボに、こんなものがあったらイイナ★
近所をぐるっと散策できる自転車!
みんなで懇親会をする時の準備に、
# by uk-jp | 2011-10-01 18:51 | 日田ラボ
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