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第4回ご隠居カフェ開催されました!!

6月29日(木)19時~
第4回ご隠居カフェまちづくり交流研究会
  「まちづくり資源としての文化財から文化資源へ
       ~旧横尾家下ん隠居家を事例として」
講師:藤原惠洋

無事に第4回ご隠居カフェ開講されました。
今回は、まちづくり資源としての文化財から文化資源へというテーマでした。
藤原惠洋先生の話は、旧横尾家の建物の歴史・配置・建築年・建物の役割・構造物の内容、
さらに、この建物が支えてきたまちの歴史などでした。
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建物の話が中心でしたので、内容は少々専門的なものでした。
横尾家の建物のことは、この期間、建物の材料(シタンキャは欅普請であるとか)や床の間(女性的なものになっているとか)の意味についても何度も繰り返し聞いてきたのですが、毎回よくわかりません。
何故、この床の間の格式が高いのかと言われても、「???」なのです。
しかし、建物を建てる時、「こんなところにこだわりたい」というのが、あるのだということが、わかってきました。
それは、「リビングや子ども部屋、寝室の間取り」や「収納があると便利」などのこだわる現代の住宅事情とは少し違うようです。

たとえば、主家の奥座敷のお床と脇床。
その間にある狆潜り(ちんくぐり)や、脇床の違い棚、天袋、地袋、書院の仕様、細部までどれも意味があるようなのです。
そこでどんな暮らしをするのか、どんな営みを生み出したいのか、建物の隅から隅まで「形式だから」というだけではない、住む人の生き方を映すものなのだと感じました。
そして、そんな旧横尾家の建物が、ここに存在し、周りに与えてきた影響というものもとても重要なのだと感じ始めました。
人が家に住む。
それだけの関係ではありません。
建物は住む人を支え、地域を支えていきます。
そして地域は、その建物を支えていくのです。
「古くて貴重だから文化財」というわけではありません。
そこに人の営みや歴史があるから、文化資源になり、とても重要なのです。
日田ラボが、ここで開所されたのは、こういう背景や物語があるからなのです。
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まちをそだてていくということは、
きっと日々の暮らしを丁寧に見つめていくということではじめてできてくることなのかな・・・と

こういう感受性をもつことで、次の「まちづくりの方法論」などを学ぶと、案外すんなり理解できるのではないかと思いました。

次回、第5回ご隠居カフェは、
7月13日(水)19時~
「欧州世界を蘇らせる創造都市の魅力」です。
どうぞ、お楽しみに。
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by uk-jp | 2011-06-30 17:49 | 日田ラボ
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